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藤沢、辻堂、茅ヶ崎の3歳からのピアノ、ミックスボイスのボイトレ教室。科学的な最新メソッドでみんな上達!
ピアノ・ボイストレーニング・作曲・ギター・弾き語り等の音楽レッスン
12アートアカデミー(旧 歌と作曲の学校)
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歌と作曲の学校 ブログ
こんにちわ!
歌と作曲の学校のアイニです(^^)
今回は「ヘッドボイス」についてです!
ミックスボイスを理解するためにも知っておくと良いと思います。
誰でも出せる声なので難しく考えずお読みください(^^)
動画ではどれがヘッドボイスかクイズ形式で歌ってみました 笑
皆さんも良かったら見てみてくださいませ(^^)
そして
ボクのヘッドボイスはどの位の高さまで出るかやってみました。
最高音はHi B♭でした。チェストからヘッドの全音域だとLow E から Hi B♭あたりまで出ました。3オクターブ半がボクの音域でした。
では、この音域の全部が曲で使えるか?
というと、それは別の話になります。低すぎる音は声量が足らなかったっりするからです。
ですが、それらの音も使えるようにトレーニングを重ねていきます。バックの演奏に負けない艶やかな太い声をどの音程でも出せるエクササイズをしていきます。
さて、この音域ですが人によって違いがあります。
これは、「背が高い低い」「痩せている、太っている」などと同じで「良い悪い」ではありません。声帯の大きさや柔軟性で変わってきます。
全て個性なので、「自分の良い所を見つける事」が大事になります!
たいていは正しいトレーニングで3〜4オクターブの音域はでるようになります。
POPSのほとんどの曲が1オクターブから2オクターブ以内で作られてますので、普通にエクササイズ練習をしていけば曲を歌う音域は確保できます。
ヘッドボイスとは、一般的にポップスでは男性はミドルCの上のA以上 女性はミドルCのオクターブ上のE以上の音をいいます。
頭に抜けるような声なので日本語では頭声とも呼ばれます。
ヘッドボイスもチェストボイスと同じく、定義や呼び方は先生やジャンルで違いますが
一般的なポップスでは上記も音域がヘッドボイスといわれるものです。
ちなみに「頭に響くような声」なので頭声といいますが、実際は頭では響きません!
どんな声も肺からの呼気が声帯を通過して喉、口、顎、鼻などに共鳴して声になります。
ヘッドボイスの出し方ですが、フクロウの鳴き声のモノマネで「ほー!」と裏声で言ってみてください。その時に息が混ざらないように発声します。
息混じりの声はファルセット(またはそれにに近い状態)にあります。ウイスパーボイスなど表現によっては使う声ですが、ヘッドボイスとは違い高音域まではカバー出来ません。
では息漏れがない裏声に音階をつけてみます。それが歌うためのヘッドボイスです。
地声に比べるとかなり軽く出しやすいはずです。
高い声は低い声に比べると息のスピードがあります。
しかし息の量はあまり変わりません。地声より少なくてすいい音もあるかもしれません。
うまくヘッドボイスが出ない方は、大きな声を出せる場所に移動してください。(高い声は通る音なので)
そしてファルセット(息が混ざる裏声)で最高音を出してみてください。
その後に息を吐ききります。
そして、十分に息を吸ってから元気よく声を出します!
そうする事で息のスピードと共にファルセットからヘッドにいきやすくなります。
この時に口をアクビのように縦に開きます。そうする事で喉が枯れたり、音が細くなるのを防ぐことが出来ます。
ヘッドボイスは開発の可能性がありますので、結構高い音が出せるようになると思いますよ!
そしてヘッドボイスでも柔らかくスイートな音色とハードにシャウトっぽい音色を自分で使い分けることも出来ます。
前者はR&Bなどで後者はROCKでよく使われます。息や口の開き方でコントロール出来ます。
ヘッドボイスの時、声帯は薄く合わさり声帯が振動します。(動画で説明した声帯が部分的に合わさる考え方は少し古く、現在は声帯の厚さに変化あるとされています)
声帯の厚さなどがチェストボイスとは違うんですねー。使う筋肉も全く違います。
ですから、チェストからヘッドに移行するのが難しいんです。
ひっくり返ってしまったりするんです。
この移行の仕方が上手くいくと
「ミックスボイス」が出るようになります。
しっかりヘッドの感覚を体の中に入れる事でミックスとの違いが自分でもわかるようになりますよー。