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藤沢、辻堂、茅ヶ崎の3歳からのピアノ、ミックスボイスのボイトレ教室。科学的な最新メソッドでみんな上達!

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歌と作曲の学校 ブログ

喉が音程をとる仕組み


こんにちは!

歌と作曲の学校のアイニです!

今回は「喉が音程をとる仕組み」を実験を交えて解説してみたいと思います。

どのようにして人間は歌を歌うために音程をコントロールしているのでしょうか?

ボーカリストは自分が出したい音程を意識して歌声として表現することができます。

人間が楽器になる瞬間です。

この喉の仕組みをちょっと実験をしてみましょー!

[用意するもの]


コルクボード

画鋲

輪ゴム

[準備]

画鋲に輪ゴムをひっかけます。

[実験]

輪ゴムを引っ張ります。そして指ではじきます。

強く引っ張った状態だと輪ゴムは伸びて高い音がします。

逆にゆるめていくと音は低くなります。

声帯はこれと同じ動きをして音程を作っています!
音程は裏声を作る筋肉が多く動くことで声帯を引っ張ったり緩めたりしています。

この筋肉はCT(輪状甲状筋)と呼ばれます。

少しマニアックですが、音程や声の種類にはジップアップという声帯の動きがあるとも言われてますが、少し古い考え方で現在は科学的には証明されていないとされています。


基本はCTという筋肉を引っ張る考え方で大丈夫です。このメカニズムはギターやバイオリンも同じです!

弦が張ってあるペグという部分を巻いていくと、音は高くなっていきます。逆に緩めれば低くなります。

次に、人の音域はどうやって決まるのでしょうか?
これもギターで考えてみましょう。

大きいギターは低い音が出ます。
小さいギターは低い音は出ません。


声帯も大きい声帯は低いパート、小さい声帯は高いパートに適しています。

だから体の大きな男性は低く、小柄な女性は高いパートになるわけですねー。
同じ性別の中でも、体の小さな男性は声が高く、体の大きな女性は低めの声の人が多いです。

周りの人の声を意識して聞いてみてください。「なるほど〜」と思えますよ!

音域は個人差はありますが高い声は開発しやすく低い声は難しいです。

なぜならば、低い音はCTが最も緩んだ状態と言えます。

先ほどの輪ゴムでも音程になり得る最も緩んだ状態からさらに緩ませると音にはならなくなりますよね。

逆に引っ張ることは力とゴムの耐久性があればどこまでも伸びます。

つまり高い声は開発の余地があるともいえるわけです。普段使っている喋り声に高い声はほとんど使いませんから、使ってあげることで簡単に出たりもする場合があります。


高い声は声帯をうまく引っ張ることが出来れば出る可能性が上がります。

うまく声帯を引っ張る為には声帯周りの筋肉や靭帯、軟骨などのバランスが重要となります。
さらには、音程を聞き取る耳の良さ、息の量なども関係します。

これらをエクササイズに織り交ぜて行えば音程に対し俊敏に体(喉)が反応してくれるようになるわけです。

サッカー選手がボールにすぐに反応できるように色んな練習するのと同じことです。

声帯にはCTの他にTAと呼ばれる地声成分を持つ筋肉があります。この2つがバランスよく動くとミックスボイスが発声されます。

エクササイズページで細かく説明しますが、この筋肉を動かしながら声帯をリラックスして程よく合わせて揺らすために口頭を落とし気味にして、あくびのように声を出すことが最重要ポイントとなります。

これらが出来ると次のステップとして、口頭をあまり下げずに本来の歌声の個性を活かした声で歌うことが可能となってきます。

正しいトレーニングを頑張れば高い音はもちろん、太い声、ツヤのある声は必ず出ますよっ!

以上、「喉が音程をとる仕組み」の実験でしたー。


アイニ

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