高い声をうまく出すには

今回は以前にアップしたヘッドボイス動画での

ご質問、ご意見にお答えします(^O^)

本当に沢山のお言葉ありがとうございます！！

今回はその中でも多かった

3つの事にお答えします。

①　息が強く、かすれてしまう方

この方は力が入りすぎているかもしれません。
そして息を強く吐きすぎの傾向もよくあります。

解決方法として、低い音での裏声練習で力を抜く感覚を身につけるといいと思います。
ウイスパーボイスの感覚やファルセットの感覚も試して、無理なく声を出すようにします。
裏声を知らなかったり、ほどんど使ったことがない方に多く見られる現象のように思います。

無理やり力ずくで出すと声は枯れますし、痛めてしますので要注意です！
フルートなどの笛に似た丸くてキレイな音を目指しましょう。

②　繋がって聞こえるが高い音が出ない方

声の響きが浅いので口の(中)形を整えると変わると思います。
母音全てを同じような響きに揃える事から始めてみてください。
こちらはおなじみの「あくび喉」をイメージして下さい。
軟口蓋、喉ちんこを上げる事と舌の付け根を下げる必要があります。

口を横に広げ力が入った状態では声帯は上がりやすくなり、音程をとる筋肉も不自由になりますから高い声は出ません。
そしてストレッチも硬くなるので、どんなに練習しても綺麗な高い声は出る事はないでしょう。

③　息漏れして弱い声の方

息や声の支えが少ないので腹式呼吸をしてあげると良いでしょう。
スピードをゆっくり練習して、しっかり呼吸をしてあげます。

呼吸をしっかり取ると普段の会話でも「大きく」「とおる声」が出るようになります。
試しにお店などで「スイマセーン」と店員さんに声をかけるときなどに試してください。
声の違いに気づけますよ(^^)

話は戻りますが、息が弱い方の大体が口の開きが小さいです。
②の場合と同じで口を縦にあくびっぽく開いてあげましょう。

全てのお悩み共通しているのは「力を抜いたリラックス状態」を目指す事です。

ポップス、ロック、R&B、ジャズ、などなど全てのジャンルの基礎の基礎はリラックスです。
発声は体を使いますので体全体の無駄な筋肉の張りをとるとスムースな声が出ます。

これらを基本に応用するのがオススメですヨっ！